有田駅で食べれる有田焼カレーとは?

有田焼カレーは、日本を代表する伝統工芸品「有田焼」の味のある器にカレーを盛り付けた日本初のカレー駅弁であり、JR九州主催の「九州駅弁ランキング2010」でグランプリを獲得したJR九州を代表する有名な駅弁です。有田焼カレーは、ギャラリー&カフェレストラン「有田テラス」がJR有田駅に西田辰実駅長のアドバイスを参考に2007年から販売されている逸品であり、発売の翌年2008年5月に日本全国47都道府県を代表する駅弁を一堂に集めたバラエティ番組に登場後全国区の人気を誇っています。

何と有田焼付き!

価格自体は、一般的な駅弁の50%程度高めの税込1,890円のスタンダードサイズとSサイズの税込1,400円ですが、宮内庁にも献上される上品な有田焼がついてくることを考えれば寧ろ安い駅弁です。また、Sサイズには、スタンダードサイズと同様の有田焼伝統のデザインだけでなく伝統の市松模様や干支をデザインしたものもありますが、サンリオとコラボしたデザインやめぐみの果実デザインなどもあります。
有田焼カレーには、佐賀県産米「さがびより」と健康促進に効果のある「28種類のスパイス」以外にもバナナやパパイヤおよびレーズンなどのフルーツも配合されており、爽やかな辛さの中にも程よい甘みとコクを感じられる美味しい薬膳カレーです。また、有田焼の器の上部を埋め尽くすようにチーズを敷き詰めて石釜オーブンで焼き上げているので、カレードリア的なテイストも味わうこともできる駅弁です。さがびよりは、日本穀物検定協会主催の「米の食味ランキング」で9年連続で特Aに評価されている美味しいお米であり、西の横綱米とされる「ヒノヒカリ」や新しいブランド米よりも美味しいとされています。さがびよりは、粒が大きく食感がもっちりしているだけでなく時間が経っても美味しい駅弁向きのお米とされ、有田焼カレーはJR九州の有田駅構内にある有田銘品館だけでなく卸団地店では「匠の蔵」シリーズの器で堪能することができます。